混全帯幺九(全)

いよいよ二飜の食い下がりも最後か
最後は混全帯幺九、略してホンチャンとも言わなくはないが
元々区別をしなかったから主にチャンタと言う
他に混全帯・渾全帯・全帯混幺・混帯幺・全帯幺・全幺九・代幺とも略す
一萬二萬三萬九萬九萬九萬七筒八筒九筒一索二索三索西西
採用は二十二の頃から
端牌をかき集めるため役作りが面倒だし必然的に聴牌は愚形になるし
作りにくいにも関わらず目立つから価値的には報われない
二飜喰一飜からしてみれば
断幺九を門前限定化にするのは一理あるのかも<ちなみに真麻雀は喰10符>
国標麻雀だと4点<実質6点で断幺九の3倍>
ただ使用可能牌種はこっちの方が多い
混全帯 25種<ただし2,3,7,8は悪魔で老頭牌の繋ぎ>
断幺九 21種
 
赤5が使えず<そのため地方では3,7等のがある>最近はより狙うことが減っている
三麻ではチーが出来ないので一飜増しするルールもある
そんな事で悪い配牌の救済みたいな役だが
そういう扱いは世界でも同じようで
この役に限っては字牌の有無の区別が無かった<詳細は純全にて>
強いて高い手の例を挙げるなら
飜牌が幾つかある時
九萬九萬一索二索三索 東東東 發發發 中中中
○縦全で三色と飜牌が絡む時
一萬二萬三萬一筒二筒三筒九筒九筒一索二索三索白白白
混一色との組み合わせ<ただこれではチャンタはおまけみたいだな(汗)>
一萬二萬三萬七萬八萬九萬中中 東東東 北北北
次回は全帯の本来の意味だ(予)
 
追記:雀荘三麻だと一飜増しのところもあるが
   秋葉原と上野の某雀荘は門前だとさらに一飜増しで四飜だった(騰)