客風三刻(客)

今日も遅くなってしまったが時間の許す限り紹介する
これから風牌の役になるが
まずは客風三刻
客風の刻子が3つで成立する
客風が3種と言う事は連風の人だけに限られる<更には親限定という条件もある>
別名:客風三風、客風三[石並]、他風三[石並]、萬馬奔騰とも呼ばれる
八萬八萬一索二索三索 南南南 西西西 北北北
歴史だが昭和32年=1957年に天野大三氏が発表した東京ルールで採用されたが
ここでは親限定だった<その名残で親限定にしているとも>
その理由は連風である東場の親なのに客風ばっか集まったら手は安くなるし
使いづらく邪魔でしかないのでそれを救済するために採用したと
今でこそ東風戦が多くなって都合は良くなったかもしれないが
半荘だと南場等では何の意味も無い
そこで親限定の条件はすぐに廃れたと思われる
さて中国には他風三[石並]と言う役があり
これは客風を自風以外と解釈しており場風があってもよかった
時期的にこの役が客風三刻から変化したのかその場で作られたのかは不明だが
いずれも地役に過ぎず同一とされたようなものである
 
点数の違いだが
一〜三飜とあるが
過去にはバランス的に二飜だったが
今では二飜と場風場風を入れて三飜が主流だろう
ちなみに一飜役にならない客風なので3つ揃ってやっと役になるという解釈からだと
明日にもう1つ(加)