嵌張(嵌)

今日から聴牌の符をあげていくが
まずは嵌張からだ
嵌の字は坎の字<加えて山冠>を使う場合もある<中国の地方>
他の別名は[上/下][穴/隆]や胡中洞牌<略して中洞、台湾にて>や
圧档<南京>や嵌檔<台州>や丫子<揚州>ってのがある
 
順子の真ん中の牌の待ち<したがって待ちになる牌は中張牌だけ>だが
元々は純正<複合型でないもの>に限られていたが<日本以外では今でも>
辺嵌のような複合独聴の場合はどうだったかは不明
それと一盃口の嵌張も解釈が分かれるかもしれないが
さすがにこれは可のような
 
嵌張は辺張より有利なのに何故か優遇されている面がある
ブーの一部は自摸符が倍の4符だったり
哈爾浜の一部でも嵌張に待ちを限定<特例はある>にしていたりと
 
点数は2符で国標麻雀では1点<2符相当>
ちなみに真麻雀の老章では純正なら4符<ブーの一部を参照に>
それ以外は同じく2符にしている
明日はもう1つ順子に関わる待ち(聴)