対々和(刻)

次の近麻の発売の前に次行くぞ
今日は対々和
全ての面子が刻子以上だ つまり平和と逆になる
伍萬伍萬伍萬八萬八萬八萬西西 二索二索二索 一筒一筒一筒
何故こんな名か昔はポンはトイだったからである
無論、別名に刻々和、並々和、[石並]々和<胡>、大対々、大対子<何故か大七対まで>
      飄、鸞鳳和鳴もといヘトヘトとかある
余談だが対にはうん<感動詞>という意味がある
 
さて名前からして普段は鳴いて作る事が多く
本来は二飜役なのだが門前の場合
ツモスー出和了のみ門前対々となり三暗刻が必ず複合するため実質四飜<満貫確定>となる
伍萬伍萬八萬八萬八萬一筒一筒一筒二索二索二索西西 ロン伍萬
複合する役も多く、ドラは表示牌1枚につき複数、乗るので時に手がでかくなる
 
最古役の1つだが想定寧波では他の偶然役と同じ4符だった
その後10符一飜役化して対々和だけが二飜役に上がった
ちなみに七対子が100符の時代に
他の刻子役を差し置いて二飜役になっている
昇格の理由はおそらく順子<平和>に対し刻子は作りづらいからだろうか
国標麻雀では6点<一飜50符相当>
 
覚えやすい役ではあるが鳴き過ぎは融通が利かないし
暗刻無しに決め打ちするのは
悪ろし<送り仮名違いかもしれんがしだけだとアシと紛らわしい>と言われる
ついでだが裸単騎<暗槓を含まない>の対々和を清四[石並]と言って
区別したりする地方<広東だったかな>がありその別名がスッポンポン(爆)
七萬七萬 六索六索六索 二筒二筒二筒 五筒五筒五筒 九萬九萬九萬
ノミの対々和<必然的に副露>は俗に馬鹿対と言われ
特に報われず融通の利かないものを言う
一萬一萬八萬八萬 八萬ロン伍萬伍萬伍萬 三筒三筒三筒 二索二索二索
この様なものはスッポンポンまでは行かなくても
30符止まりでドラ無しで子で2000と対々和の最低点になる
これと似たように断幺九との複合も符が伸びず槓やドラが無いと
これもあまり報われない手と言えよう(伏)