七対子(双)

だいぶ開いてしまったが今日は七対子の話だ
どんな役かは名の通りだな(笑)
別名ニコニコとかアメリカとかSeven Pairsだったり
他に七対頭、七対眼、暗七対、小七対または七小対とかも
発祥はアメリカと言われているが<ポーカーを元に考えたとか>
発祥地は上海租界と言われている
ともかくアメリカが関わっている事に間違いない
ただその前から中国では地役としていた異説もある
一萬一萬伍萬伍萬九萬九萬二筒二筒三筒三筒八索八索南南
覚えやすいので初心者からも人気があるが
門前でしか作れず必然的に単騎となるので
二飜役として難しい方である<天のクリア麻雀でも難しい役と分類されている>
だが単騎なら牌次第で狙い撃ちも可能
それに降りも比較的楽で和了牌を押さえて和了に向かう事もしやすく
攻守とも柔軟な役である(両)
 
さて歴史だが別名がアメリカでもあるとおり
アメリカに関わって<元々、中国の地役だったとの説もあるがあっちの方が最有>
日本に伝わったものの<明治末期と言われるが公式化は戦後までかかる>
特殊な和了型に点数計算に困ったそこで当初は解り易く半満貫等だったが
その内の100符固定で統一されたが当時は全帯のような愚形配牌の救済役に過ぎず得点は全て同じだっただがすぐに複合が認められるようになる
その後一飜縛りに伴い一飜役化するが点を変えないよう符を半減して50符
そして跳満等に伴い三飜以上複合する場合に限り二飜とするようになる
一萬一萬三萬三萬伍萬伍萬七萬七萬九萬九萬南南發 ツモ發
雀荘三麻等で
この計算は残っている<つまりリャンシで黙のみチーを喰らいたくないんですね(失)>
そしていちいち繰上げが面倒だと<リャンシを満たせるようにとも>言うので
完全に二飜役化してさらに符を半減して25符と言うのが現在だが
奇数符に違和感があるのか繰上げ30符も
マイナーだがあるようだ<これで切り上げ満貫があったら四飜満貫だ(得)>
国標麻雀だと24点<跳満相当>で清一色と同等なのだが
これは門前限定である事が大きいだろう
長くなったが続きは明日だ(続)
 
追記2017-1/20:当初は天地の複合は認めていたらしい
  2021-1/22:石巻では40符二飜で計算してる店があった