自摸和(摸)

まずはツモ和了からだ
従来の日本の麻雀では自摸と称され
あがり方自体では単にツモと呼ばれる
※北京では提溜と称し単に提とも呼ばれる
 
満貫未満で平和以外のツモ和了に必ずつく符だが
元々は嶺上や海底にはつかなかった
これは前にも言ったと思うが
これらは元々符役で上位役であり
飜役後も名残でつかない時が続いていた
 
これがある事で和了点は摸高栄底<ロンよりツモが得>になっている
従来の日本の麻雀は摸栄同点じゃないかと言われるかも知れないが
符跳ね・点跳ね・門前清自摸和など条件次第ではちゃんと摸高栄底になっているし
それが世界的には常識なのだ<つか本当の摸高栄底は東天紅のようなものなのだが(超)>
 
原則2符であるが
ブーでは4符だった<両面や嵌張だけというルールもあった>
20世紀初頭では一飜役で2符もついていた
その後、門前が採用されるが当時はまだ符役<詳しい事は後日>だった
しかし20年代に門前と融合して摸栄問わず一飜となりまた2符だけとなった
俺の真麻雀の老章ではブーをベースにしたので4符にしてある
国標麻雀では1点役<2符相当>
 
スケールの小さい符の話なのだが
話し出すとこんなに長くなるものだな(長)