点麻(点)

昨日で点麻と言ったが
今日はその点麻の話だ
麻雀は楽しいがなんせ計算が面倒だ
飜を数えるのはまだしも符まで数えなきゃならんのは
と言う事で飜をそのまま得点とするルールが考案された
ここでは昭和40年頃に出来たと思われる2つの麻雀を紹介する
 
まずは二四六麻雀
関西発祥と言われている
四麻だがチーがない
数牌だけを使用する
自摸栄和の3倍<東天紅方式>
立直縛り
振聴対象は現物のみ
ドラは後ろから4枚目を開けて槓があれば次をめくってドラ変わりする
裏ドラは門前限定
ガリ
錯和は6点払いで親は前の親に戻る
採用役は以下
1点
ドラ
親権<親の和了>
2点
平和<原義つまり素和了の事>
4点
七対子
6点
清一色
※解りやすいように一部名称を変えてあります
何かドラ集めに見えなくもないが
ドラ集めと言ったらこれにドラをインフレ化した沈麻雀<この字で合ってるのか?>と
言うのがあり さらに酷くした馬鹿麻雀と言うのもあったらしい
さすがにひどくて真似されて責任を負わされたら困るので教える気は無い
自分で調べて勝手にやって勝手に沈となるがいい(爆)
おっと話が過ぎた
改めて見ると四川麻雀にも似てるような気がしてきた<役はもう少し多いけど>
 
さてもう1つはガリ秋刀魚
こっちは聞いた事があるかも知れん
広義では北が抜きドラだったりガリ<抜きドラ>がある三麻の事をいうだろうが
ここでは狭義と言うかこんなルールだ
話では関東発祥と言う説もあるみたいだが
ガリ
萬子<一,九>と北はガリ<槍ガリがあるかどうかは不明>
烏<ガリ無し>は割れ目<和了のみ>
不聴罰符は聴牌者に5点
錯和は5点オール
自摸栄和の2倍<東天紅方式>
裏ドラは門前限定
後は、普通の三麻と同じかな
採用役は以下
1点
ドラ<ガリを含む>
親権<親の和了>
副底
門前加符
積み棒
2点
立直
和了
3点
七対子
6点
清一色
12点
役満
※解りやすいように一部名称を変えてあります
 
この2つの麻雀の直接な関係は不明だが共通点は多い
ちなみに新聞記者など忙しい人の為に茶殻<1局制>と言うシステムが誕生した
茶殻の発祥は二四六麻雀と言われている
どうでも良いがブーも実質、似たようなものだ
それはさておきアガリ親が茶殻に相性が良く
ガリ秋刀魚もその影響を受けるようになる
後にこれがあの東天紅のモデルとなる
その話はまた明日だ(続)