嶺上開花(嶺)

今日から偶然役に入っていくぞ
まずは嶺上開花
別名は嶺上自模・嶺上開放・吹打開花・槓上開花・槓上開・槓上花・槓頂花・
   槓上自摸・槓自模・槓上和・槓尾胡・槓開・槓疵・槓頭開花・大槓開花
   ・崗山
 
さて由来だがずっと話すと長くなるので
詳しい事は先生のサイトで見てもらいたい
http://www9.plala.or.jp/majan/han6.html
が少しだけ話すか
元々、補充牌は通常の自摸とは逆に取っていく事になっていた
それで山の三段目に乗せ変えてた
そうすると城壁やさらには峰<嶺>に見えてきた
それで補充牌を嶺上牌と呼ぶようになった
ついでだが最初の嶺上牌を尾と称していた
これは1枚だけ乗せ変えてた時期に山から尾が出る様に見えたから
現在では嶺上牌を降ろすからと言う名も相応しい
 
嶺上開花は最古の役<誤説との話も>の1つだが当時は4符だった
符役だからこそ自摸の上位役と扱われ自摸符は付かなかった
のちに10符<1880年頃>一飜役化するが名残で自摸符は付かなかった
1930年頃自摸和了なら自摸符を付けるべきと言われ付くようになった

ガリ<抜きドラ>の補充牌でも成立するルールがある<天鳳等>がどっちが主流かは解らん
国標麻雀では8点<二飜相当、他に槓子の点がつく>で丁度
縛りを満たすが槓のみ成立する
 
満天飛<海底の直前>で槓した場合は実質最後の自摸になるが海底とは別の扱いになり
通常の嶺上開花だけになる<ちなみに広東では鐘鼓齊鳴と言って満貫役となる>
今日はここまでにして明日は責任払いの話だ(続)