符底(底)

ノナメの投稿が休みの間に投稿するが
今回は符底だ
符底を<符>役とするのはどうかと言われるかもしれんが
そもそもなんで8と16の間でやるのかって
元々は10符だったからさ
別名と言うか副底とも称するが他に和了点、和了賃とも
底には原点という意味もある
 
ここから歴史と共に説明していくが
原義の平和をあがればそのままでは0点だが
和了に意味、価値、目標をもたせる為に符底があるのだが
最古のルールでは役が少ないので
点数の殆どは符底が占めていた
後に和了に対する見返りは大きくする為に符底はインフレし
20符が主流となりこれは現在の通りだがまだ役が少ない時代だったので
さらにインフレし40符も出てきた
中には50、60、80、100ってのもあったとか<一部に異説ルールの引用を含む>
大まかに分布を示すと北へ行くほど高い符底を採用していたそうだ
ただ少し付け加えると高い符底は在留の日本人が採用してたとか
 
でも何故、現在の麻雀は20符に落ち着いていたのか
まず日本に麻雀が伝来した時は20符が主流であり
後に統一はされたものの向こうの地では40符が増えつつあったので榛原茂樹氏は
将来は40符が主流となると予想した
しかし麻雀のインフレは別の方に移った
それは符役の飜役化や新役の採用により
単なる和了競争から役作りへと変わっていったからである
それによって符は単なる点数のベース<連底>に過ぎない存在となり
符底の価値も相対的に下がってしまった
 
さて明日はこんな符底のような役割をしているものについて話をする
最後に言うのも何だがこれをあげるのに
昨日は時間がなさ過ぎた(忙)