槍槓(槍)

槓がらみの偶然役、自摸の次は栄和つまり槍槓
正式には搶槓<もとい搶槓和とも>だが日本ではよく槍を使う
まずはその話だがいくつか推測すると
○横取り<搶は横取る、槍で刺すという意味がある>から横槍を入れるにちなみ槍とした
○搶と槍を見間違えた<しかも発音も極似>
常用漢字の使用を推奨した
他には拉槓とも言う
 
公式の一飜役で最も出ない役であり河以外からの栄和という珍しい和了
国標麻雀では8点<二飜相当>で丁度、縛りを満たし和絶張に優先する
 
元々は役というか和了型<平和と同じで点は増えなかった>と
言ったところだ<数合わせの麻雀でも和了型として採用されている>
それが時代が変わって役となった
槍槓の場合その槓は不成立となる
 
栄和であるから振聴が適用される
当然見逃しも適用される
それで二人麻雀では成立不能である
余談だが主にファミコンの古い四人麻雀ではプログラムが複雑な為
あるいは前記の通り二人麻雀では成立不能なので代わりに槓振リを採用していた
明日はさらに厄介な話(雑)
 
追記2016-1/26 ローカルwikiを見てたら想定寧波が追加されており
そこには独聴なら金鶏奪食で4符になってたと言う事だ(加)