十三不搭(搭)

久々の役記事
てんでんバラバラシリーズ1つ目は十三不搭だ
搭の字は塔と表記する事もあるが
ようは搭子すらできてないと言う事
現義では純粋な1巡目で手牌が対子1つだけの状態での和了になっている
一萬伍萬九萬九萬二筒七筒三索六索東南西北白中
次に歴史だが
想定寧波の時から存在する最古の役の1つで
配牌で搭子すら無い状態を言った
当時は雀頭が不要で<この辺は国士と同様>
成立に気づいた時点で和了ってた<つまり天和よりも優先>
ただこれには異説もあり
まず十三不搭自体が存在せず国士の別名とされ日本伝来後に勘違いによって派生した
それと和了役ではなく九種九牌のように
中流局であった説もある<ちなみに当時の九種九牌も配牌直後に限られていた>
話を戻して今のように山が積まれるようになると
和了るのは自分の番が来てからになったが
ここでも国士と同様に頭を作って成立というルールだった<つまり13門張>
ただこれでは難しすぎるし十四不搭になったら泣くに泣けないというので
形だけで可となり現在に至るのだが
こっちは国士と違いいくつか解釈が分かれている
○1巡目ならなんでもいい
○対子すらなくてもいい<次回に話す十三無靠>
人和のように出和了を認める<但し複合はしない>
他にも役満としたり満貫としたりと点数にも差がある
ちなみに真麻雀満貫
 
1巡目に限られるので天地人とは複合しない
純正国士であったとしても元々国士自体が十三不搭の中
最も美しい形であるため複合しない<但し配牌国士として特別扱いされるルールもある>
まだ話したい事はあるが続きは次の役と一緒に(統)
 
検索事故防止のため十三不塔をここに載せておく(載)